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高校卒業後、なんとなく条件が良かった会社に就職したものの…昨日付で退職してしまった。1年11カ月、あっという間だったなぁ。どうも会社の上司と意見が合わなくて、圧力をかけられての退職だった。親になんて言ったらいいだろうか。就職してから一度も帰ってないし、最後に連絡したのは半年前。みんな元気してるかなぁ…。
荷物をまとめて、いざ社員寮を出る日。実家に連絡するのに戸惑い、そのまま実家へ向かったのだった。
実家までは電車で30分とそこまで遠くない。バスに乗り換えてさらに15分。見慣れた景色に安堵した。しかしバスを降りると、家までの道のりは少し重いものだった。
目の前には築年数30年オーバーの古い一軒家。ここは借家だが、私は物心ついたころからここに住んでいたのだ。
どうやって入ろうか、呼び鈴を押した方がいいのだろうか、そのまま入ってもいいか?いや、どんな顔で会ったらいいんだろう。

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悩んでいたら、後ろから声をかけられ振り向いた。お隣のおばさんだった。「あら?先月引っ越してたわよ?聞いてなかったの?」という衝撃的な話を聞き、目の前が真っ白に。
慌てて母に電話すると、3コール目で出た。「今家の前なんだけど!!なんで引っ越したこと言わなかったの?!」母が何か言う前に畳みかけた。少し間をあけて「あんたに何べんも電話してたでしょ?留守電もないから出るか掛け直すかしなきゃ言えないじゃない。」と母の声。
そういえば、何度も母から着信があったのを思い出した。職場でイライラしてたこともあり、どこか鬱陶しくて掛け直しもしなかった。そんなに自分は余裕がなかったんだな、と反省。
「あんたの職場の近くに引っ越したんだよ?」……え???
「なかなか会えないから、心配になって引っ越しちゃったのよ。近いって言っても隣駅だけどね」
「お母さん、私……仕事辞めたんだ」何とも言えない気持ちだった。まさかこんなことになってるなんて。
「あらそう。なら○○駅まで来なさい。うちまで案内するから」
母はあっさり受け入れてくれて、私は駅まで戻った。私が○○駅に着いた時にはすでに母は待っていて、何も聞かずに新しい我が家へと一緒に帰ったのだった。
新しい家は小さな白い家で、私の部屋もちゃんとあって辞めてから初めて泣いた。
それから数カ月して、家から通える距離で再就職した。今度こそ頑張るぞ。

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